みなさんこんにちは!
今回は僕も待ちわびた1泊2日のツアーに行ってきました!
静岡県から愛知県のいいとこどりで、紅葉スポットにも訪れたのでぜひ最後まで読んでください!
【1日目】
まず最初に訪れたのはちょっと早目の昼食です!
今回は浜名湖グルメパークでうなぎをいただきました!
浜松のご当地グルメといえばうな丼ですが、それは浜名湖でウナギの養殖が盛んに行われているからなんです。
というのも浜名湖ではウナギの稚魚であるシラスウナギが豊富に獲れることで知られています。
これは浜名湖が「汽水湖」(きすいこ)と呼ばれる海水と淡水が混じり合う湖であることが関係しているそうなんです。
うなぎの稚魚はこの汽水域で成長し、大きくなると淡水域に移動していきます。
そのためうなぎの稚魚が健やかに育つためには汽水域が必要不可欠であり、浜名湖はその理想的な環境なんだそう。
また浜名湖周辺は年間を通じて安定した気温で、温暖な環境がうなぎの成長を促しています。
ちなみに、うなぎの焼き方には「関東風」と「関西風」があるのはご存知ですか??
関東風はうなぎを開いて蒸した後に焼き上げるのが特徴で、ふんわり柔らかいんです。
それに対して関西風は蒸さずにそのまま焼き上げるのが特徴で香ばしくパリッとしています。
また浜名湖グルメパークでは浜松の地産、名産にこだわったお土産が多数取り揃えがあり、オススメは浜松プリン!
川越だったり、熱海だったり、観光地のお土産といえば最近ではプリンが挙げられることも多くなってきましたが、この浜松プリンは地元の素材にこだわり、店内工房で全て手作りで作られています。
定番のプレーンやここにしかないローズヒップの風味がアクセントのフラワープリン、浜松の名産の「三ヶ日みかん」を使ったプリンなど、さまざまな種類のプリンがあります。
その他おむすび屋さんやソフトクリーム屋さんなどのもあるので、静岡の自慢のお土産を買いに訪れてみてください!



浜名湖グルメパークで腹ごしらえした後は、15分ほどかけて浜名湖に移動し、遊覧船を楽しみました!
みなさんご存知、静岡県の西部に位置する浜名湖。
この浜名湖実は、理地上は「湖」、河川法では「川」、漁業法では「海」に分類されるという不思議な湖なんです。
そんな浜名湖は本湖、猪鼻湖、庄内湖からなる湖で、静岡県南部の今切口で遠州灘と繋がる汽水湖です。
そしてこの浜名湖、元々は汽水湖ではなく淡水の湖だったんです。
というのも1498年に起きた明応地震により、湖の一部が決壊して、太平洋と繋がったことで、淡水と海水が混ざる汽水湖になったという他に見ない稀有な湖なんです。
また湖の面積は65キロ平方メートルで国内の湖沼の面積としては10番目の大きさですが、複雑に入り組んだ地形によって湖岸線を長くしており、その湖岸線の長さはなんと128km!!
これは琵琶湖に次ぐ日本で2番目に長い湖岸線なんです!
浜名湖の西側には湖や山に囲まれた自然豊かな観光地の舘山寺温泉があり、北側には三ヶ日みかんで有名な三ヶ日町があります。
そして今回乗船した、浜名湖遊覧船は緑感じる山々や大地、波打つ湖面を湖上から眺めることができ、途中舘山寺やロープウェイなど様々な観光スポットを望むことができます。
四季折々違う表情を見せる浜名湖の魅力を約30分間のクルーズで存分に体感してみてください!


静岡県の浜名湖周辺を堪能した1日目散策は一旦ここで終了です!
そして静岡県を後にし、今回の宿の、愛知県の「西浦温泉 ホテル龍城」でゆっくり過ごしました!
ホテル龍城は西浦半島の最先端に位置しており、絶好のロケーションで疲れた身体を癒してくれます。
この龍城という名前は、天下泰平の世を築き上げた徳川家康公一家康公生誕の地「岡崎城」からが由来となっています。
この岡崎城は古くから黄金の龍が宿ると言われ、またの名を「龍城」と称されているんです。
ロビーからは見渡す限りの三河湾の青い海、ゆっくり落ち着けるお部屋、そして美味しいご飯で疲れた体を癒してくれます。
2025年2月に新設された橋田鼻たつき灯台テラスもあり、海を眺めながら軽食や飲み物をお買い求めいただけます。
またここは夕日がとても綺麗で、ロビーから沈む夕日を綺麗にご覧いただけます。
今回は滑り込みセーフ!ギリギリ見ることができました!!
夕日が海に沈んでいく様子は、なかなか見る機会も少ないので感動でした…!
お部屋によっては朝日も綺麗に見れるので要チェックですよ!!!!!

【2日目】
ホテルで元気を蓄えたところで、2日目です!!
2日目最初に訪れたのは、「えびせんべいとちくわの共和国」です!
今では多くの方に愛されているえびせんべいですが、実は100年以上も歴史ある和菓子なんだそうです!
明治20年頃、三河湾で獲れる「カジカエビ」を日本から中国に輸出をしており、中国はそのカジカエビを高級エビせんべいに加工して日本に輸出していました。
その後、ちくわなどの練り物を生業としていた「かまぼこ文吉」という人物がその高級えびせんべいをもとに、現在のえびせんべいの原型とされる、純地元産の「えびせんべい」を創案しました。
加えて、三重県の伊勢富田の地から来往していた「ひげ貞」という人物が特別な蒸し器で大量のエビを、一気に処理できる方法を編み出し「えびせんべい」を安価で多量に販売することが可能になったそうです。
「えびせんべい」が今の時代でも愛される和菓子となったのは、この二人の偉人のおかげだと言えるんです。
今ではえびせんべいの生産量は、愛知県が全国ナンバーワンを誇っており、えびせんべいの中でもさまざまな種類のものを販売しています。
えびせんべいとちくわの共和国では、ショッピングはもちろんえびせんの製造工程の見学などもご覧いただけます!
また、ここのオススメは、イカの姿焼き!!
秘伝のタレで味付けしたイカをそのまま鉄板でプレスしたもので、柔らかくプリプリで食べやすい食感 で、なおかつイカの風味が豊かで、マヨネーズを付けたりしたらさらに美味しさが引き立ちます!
身近な方へのお土産や晩酌用などにぜひお買い求めください!
店内に入った瞬間から香ばしい匂いが漂うえびせんべいとちくわの共和国は、思わずたくさんお買い物してしまうこと間違いなし!
ぜひこちらで愛知のお土産などお気軽にお買い求めください!!!!
そしてショッピングを楽しんだ後は、今回のツアーの目玉でもある「香嵐渓」に向かいました!
香嵐渓は愛知県 豊川市 足助町に位置しており、矢作川の支流、巴川が作る渓谷 で、川沿いには約4000本のモミジが植えられています!
これは1634年に香嵐渓にある香積寺というお寺の三栄和尚が巴川から香積寺に至る参道にモミジを植樹したことが始まりとされています。
その後、地元住民などによって数多くの木が植え足され、今の香嵐渓に至ります。
ちなみに、今の説明で出てきた香積寺というお寺、実はこの香嵐渓の名前の由来にもなっているんです。
香積寺の「香」、巴川にわたる爽やかな冷たく湿った空気を表す嵐気の「嵐」、そして渓谷の「渓」で香嵐渓と名付けられました。
そんな香嵐渓の紅葉は全国有数の名所としても知られており、今では愛知県高原国定公園にも指定されています。
また香嵐渓のシンボルともいえる赤い橋、待月橋からは両手に紅葉が広がる絶景が見られる
晴れた日には青空とのコントラスト、逆に雨の日には紅葉の輪郭が風景に溶け込み神秘的な雰囲気を楽しめます。
今回訪れた時は落葉が始まっていましたが、それでもまだ綺麗でした!
見頃の時期にまた足を運びたいですねぇ…
この香嵐渓は紅葉だけでなく、春の時期は新緑も美しく、夏は避暑地としても人気で、ぜひその時期にも足を運んでいただきたい観光スポットです!!
そんな知れば知るほど面白い香嵐渓、いつかぜひその目でぜひご覧ください!

そして今回のツアー最後に訪れたのは、「豊川稲荷」です!!!
豊川稲荷は日本三大稲荷の一つにも数えられる、曹洞宗の寺院で、1441年に創建されて以来、織田信長公や豊臣秀吉公、そして徳川家康公などの武将から信仰を集めました。
現在でも多くに人で賑わい年間参拝者数は約500万人もの方が各地から訪れるそう!
この豊川稲荷、実は正式名称は「妙厳寺」という名前で、実は「お寺」なんです!
ただお寺は通常、仏様が祀られているが、この豊川稲荷は神様が祀られています。
その神様の名前は豊川枳尼真天。
曹洞宗の禅僧の寒巌という人物が修行で、現在の中国、宋へ行くため船に乗ると、インドに多く生息しているジャッカルにまたがる神様豊川枳尼真天を見かけたそうです。
ただそれが日本に伝わる際は、日本にジャッカルは生息していなかったため、人々はキツネとして扱っていたそうなんです。
そしてその女神様がキツネ(ジャッカル)にまたがっていることから豊川稲荷と通称されました。
またお寺なのに仏様ではなく、女神様を祀っているため、参道には鳥居があります。
ちなみにこの仏教信仰と神の信仰とを融合させたものを神仏習合思想といいます。
豊川稲荷は商売繁盛や家内安全にご利益があるので、ぜひ訪れてみてください!
また豊川稲荷はいなりずしが有名で境内や参道に多くのお店が軒を連ねていました。
僕は、普段いなりずしは食べないのですが挑戦!
くるみなどがはいっていて食感も楽しく美味しいいなりずしでした!!
ぜひみなさんも参拝と一緒にいなりずしの食べ比べなんかも楽しんでみてくださいね~!!

いかがでしたか??
今回は静岡県から愛知県まで盛りだくさんのコースでした!
移動時間は全体的に長いものの1つ1つの立ち寄りすべてがメインのような満足感を感じられます!
皆さんもこの記事を参考に静岡県や愛知県の魅力に気づいちゃってください!!!!!!
添乗員 齋藤




